河崎 吉紀/著 -- 柏書房 -- 2006.7 -- 070.16

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
館内 地下書庫 /070.1/カ06/ 915122194 一般 利用可

資料詳細

タイトル 制度化される新聞記者
書名カナ セイドカ サレル シンブン キシャ
副書名 その学歴・採用・資格
著者 河崎 吉紀 /著  
著者カナ カワサキ,ヨシノリ     
出版者 柏書房
出版年 2006.7
ページ数 180p
大きさ 21cm
一般件名 新聞記者
NDC分類 070.16
内容紹介 記者の高学歴化、試験採用制、自社養成制度の枠組みは、実は1920年代に整えられた。現在に至る「サラリーマンとしてのジャーナリスト」の成立過程を、出身地、出身校、給料など膨大なデータによって描く。
ISBN 4-7601-2964-2

目次

はじめに
  「大記者」へのノスタルジア
  懐かしさのない一九二〇年代
  メディア業界へのあこがれ
第一章 自由放任の時代
  政論記者
  探訪者
  新聞記者の地位
  試験制度のはじまり
  学士からみた新聞記者
第二章 職業的確立を目指して
  新聞記者の養成
  新聞学科創設
  アメリカ新聞学
  資格より経験
  新聞記者の福祉
第三章 新聞記者の学歴
  企業化する新聞
  『日本新聞年鑑』所収「名鑑」
  新聞社の学歴構成
  地域移動と高等教育機関
  官公立か私立か
  早稲田の優位
第四章 学士の苦悩と救いの新聞記者
  知的職業として
  初任給にみる経済的地位
  求人数と志願者数
  高等教育の拡大と不況
  あこがれの論理
第五章 採用制度の確立
  入社試験の導入
  試験で測る記者の能力
  新聞記者の適性検査
  本当に学士は有能なのか
  自社養成
第六章 記者教育とメディア研究
  民間新聞学校
  高等教育の改革
  メディアへの関心
  小野秀雄の煩悶
  東京帝国大学新聞研究室
第七章 新聞記者の資格化
  新聞士
  統制の装置
  警保委員会
  帝国議会
  世界的趨勢
第八章 制度の安定と戦時の動員
  激増する志願者
  採用形態の硬直化
  再起する民間新聞学校
  大学側の期待
  メディア研究の確立
  戦時下への動員
  洗練された計画
  日本新聞会記者規程
おわりに