GERALD C.KARP/著 -- 東京化学同人 -- 2006.12 -- 463

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館内 地下書庫 /463/カ06/ 915411624 一般 利用可

資料詳細

タイトル カープ分子細胞生物学
書名カナ カープ ブンシ サイボウ セイブツガク
著者 GERALD C.KARP /著, 山本 正幸 /訳, 渡辺 雄一郎 /訳, 児玉 有希 /訳  
著者カナ カープ,ジェラルド    ヤマモト,マサユキ    ワタナベ,ユウイチロウ    コダマ,ユキ     
出版者 東京化学同人
出版年 2006.12
ページ数 14,672p
大きさ 30cm
一般件名 細胞学 , 分子生物学
NDC分類 463
内容紹介 知的刺激に満ちた分子細胞生物学の研究成果を基礎から最先端までバランスよく紹介し、この学問分野を一望させてくれる入門書。学部学生でも十分読みこなせる平易な説明と、わかりやすい高品質な図版多数を収める。
ISBN 4-8079-0641-0

目次

1.分子細胞生物学の基礎
  1・1 細胞の発見
  1・2 細胞の基本的な性質
  1・3 基本的に異なる2種類の細胞
  1・4 ウイルス
  Box1・1 細胞置換治療の見通し
  Box1・2 真核細胞の起原
2.生命の化学的基盤
  2・1 共有結合
  2・2 非共有結合
  2・3 酸,塩基,緩衝液
  2・4 生体分子の性質
  2・5 4種類の生体分子
  2・6 複雑な巨大分子構造の形成
  Box2・1 老化の原因となるフリーラジカル
  Box2・2 タンパク質の折りたたみが生死を決定する
  Box2・3 シャペロン:タンパク質を適切な折りたたみの状態へと導く
3.生体エネルギー論,酵素,代謝
  3・1 生体エネルギー論
  3・2 酵素-生物における触媒
  3・3 代謝
  Box3・1 広まる薬剤抵抗性の問題
4.細胞膜の構造と機能
  4・1 膜の機能の概観
  4・2 細胞膜の構造の研究の小史
  4・3 膜の化学的構成
  4・4 膜タンパク質の構造と機能
  4・5 膜の脂質と膜の流動性
  4・6 細胞の動的性質
  4・7 細胞膜内外の物質の移動
  4・8 膜電位と神経インパルス
  Box4・1 遺伝病の原因としてのイオンチャネルの欠陥
5.好気的呼吸とミトコンドリア
  5・1 ミトコンドリアの構造と機能
  5・2 ミトコンドリアにおける酸化的な代謝
  5・3 ATP生成におけるミトコンドリアの役割
  5・4 プロトンの移動とプロトン駆動力の成り立ち
  5・5 ATP生成機構
  5・6 ペルオキシソーム
  Box5・1 運動の際の嫌気的代謝と好気的代謝の役割
  Box5・2 ミトコンドリアまたはペルオキシソームの機能異常による疾患
6.光合成と葉緑体
  6・1 葉緑体の構造と機能
  6・2 光合成反応の概観
  6・3 光の吸収
  6・4 光合成単位と反応中心
  6・5 光リン酸化
  6・6 二酸化炭素の固定と炭水化物合成
7.細胞とその環境との相互作用
  7・1 細胞外空間
  7・2 細胞と非細胞性基質との相互作用
  7・3 細胞と他の細胞との相互作用
  7・4 密着結合:細胞外空間を閉ざす機構
  7・5 ギャップ結合と原形質連絡:細胞間の連絡の仲介
  7・6 細胞壁
  Box7・1 炎症と転移における細胞接着の役割
8.細胞質内膜系:構造,機能,膜輸送
  8・1 細胞内膜系の概観
  8・2 細胞内膜系の研究法
  8・3 小胞体
  8・4 ゴルジ体
  8・5 小胞輪送のタイプとその機能
  8・6 リソソーム
  8・7 植物の液胞
  8・8 エンドサイトーシス:細胞内への膜と物質の移動
  8・9 ペルオキシソーム,ミトコンドリア,葉緑体による翻訳後のタンパク質の取込み
9.細胞骨格と細胞運動
  9・1 細胞骨格の主要な機能の概観
  9・2 細胞骨格の研究
  9・3 微小管
  9・4 中間径フィラメント
  9・5 ミクロフィラメント
  9・6 筋収縮
  9・7 非筋運動
  Box9・1 発生と病気にかかわる繊毛の役割
10.遺伝子とゲノムの本体
  10・1 遺伝の単位としての遺伝子の概念
  10・2 染色体:遺伝子の物理的な運び手
  10・3 遣伝子の化学的本体
  10・4 ゲノムの構造
  10・5 ゲノムの安定性
  10・6 ゲノムの配列解析:ヒトの遺伝的基盤
  Box10・1 三塩基反復の伸長によって起こる疾患
  Box10・2 ゲノム解析の医学利用
  Box10・3 遺伝子の化学的本体
11.遺伝物質の発現:転写から翻訳へ
  11・1 遺伝子とタンパク質との関係
  11・2 原核細胞と真核細胞における転写の概観
  11・3 rRNAとtRNAの合成とプロセシング
  11・4 mRNAの合成とプロセシング
  11・5 低分子量の非翻訳RNAとRNA干渉
  11・6 遺伝情報の暗号化
  11・7 コドンの解読:tRNAの役割
  11・8 遺伝情報の翻訳
  Box11・1 RNA干渉(RNAi)の臨床応用の可能性
12.細胞核と遺伝子発現の調節
  12・1 真核細胞の核の概観
  12・2 原核生物における遺伝子発現の調節
  12・3 真核生物における遺伝子発現の調節
  12・4 転写レベルの調節
  12・5 プロセシングレベルの調節
  12・6 翻訳レベルの調節
  12・7 翻訳後調節:タンパク質の安定性の決定
  Box12・1 染色体異常
13.DNAの複製と修復
  13・1 DNAの複製
  13・2 DNAの修復
  13・3 複製と修復をつなぐもの
  Box13・1 DNA修復欠損の影響
14.細胞の再生産
  14・1 細胞周期
  14・2 M期:有糸分裂と細胞質分裂
  14・3 減数分裂
  Box14・1 減数分裂時の不分離とその結果
  Box14・2 MPFの発見とその性質
15.細胞シグナリングとシグナル伝達:細胞間の情報伝達
  15・1 細胞シグナリング系の基本要素
  15・2 細胞外メッセンジャーとその受容体の概説
  15・3 Gタンパク質共役型受容体と二次メッセンジャー
  15・4 シグナル伝達機構としてのタンパク質チロシンリン酸化
  15・5 細胞内メッセンジャーとしてのカルシウムの役割
  15・6 異なるシグナル経路間の収束,分岐,およびクロストーク
  15・7 細胞内メッセンジャーとしての一酸化窒素(NO)の役割
  15・8 アポトーシス(プログラム細胞死)
  Box15・1 Gタンパク質共役型受容体に関連する疾患
16.がん
  16・1 がん細胞の基本特性
  16・2 がんの原因
  16・3 がんの遺伝学
  16・4 がんと闘うための新しい戦略
  Box16・1 がん遺伝子の発見
17.免疫応答
  17・1 免疫応答の概要
  17・2 B細胞のクローン選択説
  17・3 T細胞:活性化と作用機構
  17・4 免疫の分子細胞生物学的基盤
  Box17・1 自己免疫疾患
  Box17・2 抗原提示における主要組織適合遺伝子複合体の役割
18.分子細胞生物学における技術
  18・1 光学顕微鏡
  18・2 透過型電子顕微鏡
  18・3 走査型電子顕微鏡
  18・4 放射性同位体の利用
  18・5 細胞培養
  18・6 分画遠心分離法による細胞内容物の分画
  18・7 タンパク質の単離,精製,分画
  18・8 タンパク質の構造決定
  18・9 核酸の精製と分画
索引