内山 純蔵/著 -- 昭和堂 -- 2007.2 -- 210.2

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
館内 第2資料 /210.2/ウ07/ 915422360 一般 利用可

資料詳細

タイトル 縄文の動物考古学
書名カナ ジョウモン ノ ドウブツ コウコガク
副書名 西日本の低湿地遺跡からみえてきた生活像
著者 内山 純蔵 /著  
著者カナ ウチヤマ,ジュンゾウ     
出版者 昭和堂
出版年 2007.2
ページ数 7,234p
大きさ 22cm
一般件名 遺跡・遺物-日本 , 動物 , , 縄文式文化
NDC分類 210.2
内容紹介 「動物の骨」を手がかりに縄文時代の実像に迫る! 日本の歴史の8割を占める縄文時代。縄文の人びとは、なにを食べ、どのように生活していたのか? 最新の動物考古学から、縄文時代の新たな姿を解き明かす。
ISBN 4-8122-0710-9
ISBN13桁 978-4-8122-0710-9

目次

第1章 西日本縄文時代への動物考古学的アプローチ
  1.「サケ・マス論」をめぐる問題と対象地域
  2.目的および分析対象遺跡
  3.方法-動物考古学によるアプローチ
  4.「複合狩猟採集民(complex hunter‐gatherers)」について
  5.遺跡機能の判断指標-民族誌データから想定できるモデル
第2章 鳥浜貝塚の分析-北陸地方縄文時代前期の生業
  1.背景
  2.分析方法
  3.分析1-ニホンジカ下顎骨の分析
  4.分析2-ニホンジカ肩甲骨の分析
  5.分析3-イノシシの狩猟季節と年齢
  6.ニホンジカ・イノシシ猟に関する結論
  7.遺跡機能の検討1-シカ・イノシシ問題
  8.遺跡機能の検討2-分析対象と資料の保存状況
  9.遺跡機能の検討3-分析
第3章 粟津湖底遺跡第3貝塚の分析-琵琶湖岸の縄文時代中期前葉の生業
  1.背景
  2.分析方法
  3.分析1-ニホンジカの狩猟季節と年齢
  4.分析2-イノシシの狩猟季節と年齢
  5.ニホンジカ・イノシシ猟に関する結論
  6.遺跡機能の検討
  7.粟津第3貝塚の遺跡機能に関する結論-ニホンジカ・イノシシ以外の要素
  8.鳥浜貝塚との比較とさらなる問題
第4章 赤野井湾遺跡の分析-西日本縄文時代の生業基盤
  1.フナ・コイ仮説の検証にむけて-遺跡の背景
  2.分析1-動物遺存体の保存状態と季節性
  3.分析2-淡水魚類資源利用の実態
  4.遺跡機能と生業構造
第5章 結論と考察-明らかになった西日本縄文社会
  1.なぜ遺跡が少ないのか-生業・空間利用構造の視点
  2.縄文「低湿地生業圏」の提唱