Simon Cotton/[著] -- 丸善 -- 2008.2 -- 436.3

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
館内 地下書庫 /436.3/コ08/ 915476709 一般 利用可

資料詳細

タイトル 希土類とアクチノイドの化学
書名カナ キドルイ ト アクチノイド ノ カガク
著者 Simon Cotton /[著], 足立 吟也 /監修, 足立 吟也 /訳, 日夏 幸雄 /訳, 宮本 量 /訳  
著者カナ コットン,サイモン    アダチ,ギンヤ    アダチ,ギンヤ    ヒナツ,ユキオ    ミヤモト,リョウ     
出版者 丸善
出版年 2008.2
ページ数 19,335p
大きさ 22cm
一般件名 希土類元素 , アクチノイド
NDC分類 436.3
内容紹介 私たちの生活に欠かせない「希土類」「アクチノイド」がどのような元素で、どのように得られ、どのような化合物をつくるのかを、基礎から体系的に解説。章末には学習効果をチェックできる演習問題も収録。
ISBN 4-621-07937-9
ISBN13桁 978-4-621-07937-9

目次

1 希土類を学ぶにあたって
  1.1 はじめに
  1.2 ランタニドの特徴
  1.3 希土類の存在量
  1.4 希土類の鉱物
  1.5 鉱石の分解と希土類の分離精製
  1.6 希土類,とくにランタニドの周期表中での位置
  1.7 ランタニド収縮
2 希土類-その基礎と熱化学
  2.1 希土類の電子配置とf軌道
  2.2 f軌道はどんな形をしているのか
  2.3 f軌道はどのようにしてランタニドの性質に影響を及ぼすのか
  2.4 ランタニド収縮はなぜ起きるか
  2.5 ランタニド系列元素とこれらのイオンの電子配置
  2.6 イオン化エネルギーの傾向
  2.7 原子半径とイオン半径
  2.8 希土類イオンの水和エネルギー
  2.9 希土類化合物の生成エンタルピー変化
3 希土類の金属と化合物
  3.1 はじめに
  3.2 希土類の金属
  3.3 二元化合物
  3.4 ホウ化物
  3.5 炭化物
  3.6 窒化物
  3.7 水素化物
  3.8 硫化物
4 希土類の配位化学
  4.1 はじめに
  4.2 錯体の安定度
  4.3 錯体
  4.4 アルコキシド錯体,アルキルアミド錯体と関連化合物
  4.5 希土類錯体の配位数
  4.6 二価および四価の酸化状態の配位化学
5 ランタニドの電子的性質と磁気的性質
  5.1 三価のランタニドイオンの磁気的および分光学的性質
  5.2 三価のランタニドイオンの磁気的性質
  5.3 ランタニドイオンのエネルギー準位図と電子スペクトル
  5.4 発光スペクトル
  5.5 NMRへの応用
  5.6 電子常磁性共鳴法
  5.7 生体系のプローブ
6 希土類の有機金属化学
  6.1 はじめに
  6.2 三価の酸化状態
  6.3 シクロペンタジエニル錯体
  6.4 シクロオクタテトラエンジアニオン錯体
  6.5 二価の酸化状態
  6.6 四価の酸化状態
  6.7 金属-アレーン錯体
  6.8 カルボニル錯体
7 はみ出し者の元素:スカンジウム,イットリウム,プロメチウム
  7.1 はじめに
  7.2 スカンジウム
  7.3 スカンジウムの配位化合物
  7.4 スカンジウムの有機金属化合物
  7.5 イットリウム
  7.6 プロメチウム
8 有機化学に用いられるランタニドとスカンジウム
  8.1 はじめに
  8.2 セリウム(Ⅳ)化合物
  8.3 ヨウ化サマリウム(Ⅱ)
  8.4 ディールス-アルダー触媒としてのランタニドβ‐ジケトナト錯体
  8.5 塩化セリウム(Ⅲ)と有機セリウム化合物
  8.6 塩化セリウム(Ⅲ)と金属水素化物
  8.7 スカンジウムトリフラートとランタニドトリフラート
  8.8 アルコキシド錯体とアリールオキシド錯体
  8.9 ランタニド金属
9 アクチノイド入門
  9.1 アクチノイドの存在
  9.2 元素の合成
  9.3 Th,Pa,Uの抽出
  9.4 ウラン同位体分離
  9.5 アクチノイドの性質
  9.6 アクチノイドの還元電位
  9.7 相対論的効果
10 アクチノイドの二元系化合物
  10.1 はじめに
  10.2 ハロゲン化物
  10.3 トリウムハロゲン化物
  10.4 ウランハロゲン化物
  10.5 ウラン,トリウム以外のアクチノイドハロゲン化物
  10.6 アクチノイド後半のハロゲン化物
  10.7 酸化物
  10.8 ウラン水素化物UH3
  10.9 オキシハロゲン化物
11 アクチノイドの配位化学
  11.1 はじめに
  11.2 アクチノイドの配位化学の一般的なパターン
  11.3 アクチノイド錯体の配位数
  11.4 錯体のタイプ
  11.5 ウランとトリウムの化学
  11.6 アクチノイド(Ⅳ)硝酸塩とハロゲン化物の錯体
  11.7 チオシアン酸
  11.8 アミド,アルコキシド,チオレート
  11.9 アクチニウムの化学
12 アクチノイドの電子的・磁気的性質
  12.1 はじめに
  12.2 吸収スペクトル
  12.3 磁気的性質
13 アクチノイドの有機金属化学
  13.1 はじめに
  13.2 単純なσ結合をもつ有機金属化合物
  13.3 シクロペンタジエニル化合物
  13.4 ペンタメチルシクロペンタジエニル配位子の化合物(C5Me5=Cp)
  13.5 トリス(ペンタメチルシクロペンタジエニル)系
  13.6 他のメタラサイクル化合物
  13.7 シクロオクタテトラエン二価陰イオンをもつ化合物
  13.8 アレーン錯体
  13.9 カルボニル
14 超アクチノイドの合成と化学
  14.1 はじめに
  14.2 新しい元素を発見すること
  14.3 超アクチノイドの合成
  14.4 超アクチノイドの命名
  14.5 電子配置の予想
  14.6 元素の同定
  14.7 超アクチノイドの化学を予測する
  14.8 超アクチノイドの化学について知られていること
  14.9 そして将来