畔上 直樹/著 -- 有志舎 -- 2009.7 -- 175.1

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
館内 第1資料 /175.1/ア09/ 915894191 一般 利用可

資料詳細

タイトル 「村の鎮守」と戦前日本
書名カナ ムラ ノ チンジュ ト センゼン ニホン
副書名 「国家神道」の地域社会史
著者 畔上 直樹 /著  
著者カナ アゼガミ,ナオキ     
出版者 有志舎
出版年 2009.7
ページ数 8,344,9p
大きさ 22cm
一般件名 神道 , 神社行政-歴史 , 氏神
NDC分類 175.1
内容紹介 「国家神道」は、大正デモクラシーが生み出した! 「国家神道」を「下」から創り出された新しい宗教ナショナリズムとして描き出し、地域社会史の視点から歴史観の転換を目指す新しい挑戦。
ISBN 4-903426-26-6
ISBN13桁 978-4-903426-26-6

目次

序章
  一 本書がめざすもの
  二 「村の鎮守」と戦前の神社政策
  三 戦前日本「村の鎮守」把握の問題点
  四 視座としての現代化論
  五 本書の構成
Ⅰ 世紀転換期地域社会のなかの「村の鎮守」
第一章 神社合祀問題における「抵抗」と「容認」
  はじめに
  一 矢田村とその隣接地区における合祀
  二 対応形態の差異の歴史的背景と類型化
  三 合祀対応形態と農村社会秩序
  四 「合祀容認型」地域における農村社会秩序と「村の鎮守」の地位
  むすびにかえて
第二章 再考・大山神社合祀問題と南方熊楠
  はじめに
  一 入野地区における合祀反対運動の概観
  二 反対運動の現場担い手における論理
  三 現場の論理と南方熊楠
  おわりに
Ⅱ 「村の鎮守」の社会的活性化
第三章 全国社司社掌会の成立と展開
  はじめに
  一 一九一〇年代における在地神職層の活性化
  二 全国社司社掌会の成立と一九二〇-三〇年代の神社界
  三 在地神職層活性化の特質
  おわりに
第四章 在地若手神職の自己実現問題と国民教化
  はじめに
  一 一九一〇-二〇年代、同志会勢力にみる社活派の地域的形成と展開
  二 岡山県神職会の活性化と同志会
  三 同志会の地域社会における存在形態
  おわりに
第五章 在地神職と国民教化の現場
  はじめに
  一 在地神職宮岡亮行と福山城跡顕彰保存運動
  二 顕彰保存運動の開始とその社会運動的展開
  三 史蹟顕彰と一九三〇年代都市近郊農村部の観光開発問題
  むすびにかえて
Ⅲ 「村の鎮守」の活性化と「国家神道」の確立
第六章 在地神職の活性化と神社政策の新段階
  はじめに
  一 佐上の神社行政に対する考え方
  二 佐上局長時代の神社行政改革
  おわりに
第七章 「信教の自由」と戦前「村の鎮守」の活性化
  はじめに
  一 在地神職社会的活動派の神社論
  二 社活派の台頭と神社界における神社論の再編
  三 一九三〇年代にかけての政府の神社観
  四 「国家神道」という学術用語の「出現」
  おわりに
終章
  一 各部のまとめ
  二 戦前日本と「村の鎮守」
  三 今後の課題