忍澤 成視/著 -- 同成社 -- 2011.1 -- 210.2

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
館内 第2資料 /210.2/オ11/ 916000543 一般 利用可 貸出中

資料詳細

タイトル 貝の考古学
書名カナ カイ ノ コウコガク
叢書名 ものが語る歴史
著者 忍澤 成視 /著  
著者カナ オシザワ,ナルミ     
出版者 同成社
出版年 2011.1
ページ数 4,430p
大きさ 22cm
一般件名 貝塚 , 縄文式文化
NDC分類 210.2
内容紹介 主として装身具などの素材となった貝に注目し、先史時代の人びとと貝との関わりについて考古学的・生物学的分析を行い、縄文時代の習俗・社会形態・交易ルートを考察しながら人と貝の歴史を究明する。
ISBN 4-88621-537-6
ISBN13桁 978-4-88621-537-6

目次

第Ⅰ章 人と貝との関わりのはじまり
  第1節 食べ物としての貝
  第2節 道具の材料などに使われた貝
  第3節 「貝製装身具」・その出現の古さと広範な分布の意味
第Ⅱ章 骨角貝製装身具の種類と量の実態
  第1節 「貝塚のなかみを調べる」
  第2節 貝塚出土資料からみた装身具の内訳と骨角貝製装身具の位置付け
  第3節 副葬されない装身具の謎
第Ⅲ章 貝製品研究に必要なこと・研究の方法
  第1節 貝を知ることの重要性
  第2節 現生貝調査の手法
  第3節 貝製品研究の可能性
第Ⅳ章 「貝輪」を読み解く
  第1節 縄文時代の「貝輪」の特徴
  第2節 ベンケイガイ製貝輪の意味するもの
  第3節 なぜ貝輪素材は変化したのか
  第4節 貝輪装着の謎
第Ⅴ章 「南海産の貝」はどこからきたか
  第1節 「南海」とはどこか
  第2節 南房総産「貝材」の流通と房総半島集落の役割
  第3節 伊豆諸島から運ばれた貝
第Ⅵ章 もう一つの「貝の道」
  第1節 「西の貝の道」と「東の貝の道」
  第2節 「幻の貝」を求めて
  第3節 「土の貝」が語るもの
第Ⅶ章 装身具としての意味を越えた貝製品の用途・役割
  第1節 タカラガイ・イモガイにみる社会的役割
  第2節 生と死との関わり
第Ⅷ章 未解明な貝たち・その意味をさぐる
  第1節 ツノガイはどこから来たか
  第2節 「マイナー貝」流行の背景
  第3節 真珠光沢をもつ貝類の利用
  第4節 「北の貝」は南下したか