重松 一義/著 -- 不二出版 -- 2011.11 -- 322.1

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
館内 地下書庫 /322.1/シ11/ 900053027 一般 利用可

資料詳細

タイトル 日本流人島史
書名カナ ニホン ルニントウシ
副書名 その多様性と刑罰の時代的特性
著者 重松 一義 /著  
著者カナ シゲマツ,カズヨシ     
出版者 不二出版
出版年 2011.11
ページ数 9,196p
大きさ 22cm
一般件名 流刑-歴史
NDC分類 322.1
内容紹介 伊豆、佐渡、本州中部、四国・瀬戸内、九州、沖縄…。かつての流人島について、信州高遠・筑波山麓などへの陸流し形態も含め、法制史的観点から考察する。「日本獄制史の研究」の姉妹篇。
ISBN 4-8350-7078-0
ISBN13桁 978-4-8350-7078-0

目次

第一章 伊豆流人
  一、王朝時代の伊豆流人
  二、大宝律令による伊豆配流
  三、近世御定書百箇条制定後の伊豆流人
  伊豆流人関係年表
第二章 佐渡流人
  一、王朝時代の佐渡流人
  二、近世江戸佐渡奉行管下の流人
  三、佐渡金山運営をめぐる山師・流人の動向
  四、佐渡金山での無宿人取扱の実態
第三章 本州中部・駿河・相模・房総流人
  一、王朝時代の流人
  二、特色としての内陸部への岡流し
  三、時代の特色を示す陸流し流人例
第四章 四国・瀬戸内流人
  一、王朝時代の流人
  二、流刑地を遠ざけた京・畿内の特性
  三、近世地方諸藩での預り流人例
  四、長期の海賊対策と派生的伝説
  五、強力水軍の制海権と流人島不適の海域事情
第五章 九州・西国流人
  一、流刑地の西国・島嶼傾向
  二、六波羅探題・京都所司代などの宰配流人
  三、多岐にわたる西国流人の配流諸島
第六章 出羽・陸奥・蝦夷島流人
  一、隠れ切支丹の出羽院内銀山などへの移動
  二、渡党など蝦夷島流人とその転末
  三、明治期北海道開拓囚への西欧的流刑制導入
第七章 沖縄・先島流人
  一、琉球科律による流人
  二、宮古・八重山など先島流人
  三、島津藩の掟十五条の影響と先島事情
参考記録 明治・大正期にみる小笠原諸島の運用構想
  一、明治期以前の小笠原事情
  二、明治・大正期の小笠原諸島をめぐる国内外事情