宮本 和歌子/著 -- 和泉書院 -- 2012.3 -- 910.268

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
館内 第1資料 /910.2/エ12/ 900070396 一般 利用可

資料詳細

タイトル 江戸川乱歩作品論
書名カナ エドガワ ランポ サクヒンロン
副書名 一人二役の世界
叢書名 和泉選書
著者 宮本 和歌子 /著  
著者カナ ミヤモト,ワカコ     
出版者 和泉書院
出版年 2012.3
ページ数 6,225p
大きさ 20cm
NDC分類 910.268
内容紹介 江戸川乱歩を日本近代文学研究の対象として読み、解釈を施した文学研究の成果。乱歩文学が、西洋文化の知識と伝統的な日本文化の知識や習慣とが複雑に絡み合って成立していることを証明する。
ISBN 4-7576-0617-3
ISBN13桁 978-4-7576-0617-3

目次

江戸川乱歩研究の新たなる地平
はじめに
第一章 『ぺてん師と空気男』論
  一、『ぺてん師と空気男』に対する評価
  二、The Compleat Practical Jokerと『ぺてん師と空気男』
  三、探偵小説と落語
  四、乱歩のジョーカー精神
  五、Jokerと一人二役
  六、『ぺてん師と空気男』論まとめ
第二章 「猟奇の果」論
  一、「猟奇の果」について
  二、宇野浩二「二人の青木愛三郎」と「猟奇の果」
  三、村松梢風「談話売買処から買つた話」
  四、「談話売買処から買った話」と「猟奇の果」
  五、「人間改造術」の着想
  六、乱歩文学における「猟奇の果」の位置
第三章 「二人の探偵小説家」論
  一、「二人の探偵小説家」について
  二、名前の交換とアイデンティティーの融合
  三、空気男の誕生
  四、乱歩文学における「二人の探偵小説家」
第四章 「闇に蠢く」論
  一、「闇に蠢く」執筆の事情
  二、野崎三郎と籾山ホテル主人、えびす神
  三、食人というテーマ
  四、「闇に蠢く」の連載中絶
  五、「闇に蠢く」論まとめ
第五章 「人でなしの恋」論
  一、「人でなしの恋」のテーマ
  二、門野の人物像と人形の描写
  三、人形と京子
  四、「人でなし」の恋
おわりに