藤本 夕衣/著 -- NTT出版 -- 2012.9 -- 377

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
館内 第2資料 /377/フ12/ 916018109 一般 利用可

資料詳細

タイトル 古典を失った大学
書名カナ コテン オ ウシナッタ ダイガク
副書名 近代性の危機と教養の行方
著者 藤本 夕衣 /著  
著者カナ フジモト,ユイ     
出版者 NTT出版
出版年 2012.9
ページ数 11,290,8p
大きさ 20cm
一般件名 大学
NDC分類 377
内容紹介 なぜ1970年代に大学論全体の中で古典への関心が低くなったのか? 大学の独自の存在意義を問うために、古典論のおかれた現状についての考察を行い、古典を読むということの現代的な意義を考える。
ISBN 4-7571-4299-2
ISBN13桁 978-4-7571-4299-2

目次

はじめに
序章 大学改革の限界
  第一節 「ユニバーサル化」と「グローバル化」
  第二節 揺らぐ大学の理念
  第三節 本書の目的と展開
第一章 「ポスト・モダン」と古典
  第一節 「大きな物語」の失墜
  第二節 古典論の変遷
第二章 解体する大学における古典
  第一節 ブルームにとっての「本当の争点」
  第二節 大学の誕生とその二度の解体
  第三節 グレート・ブックスが引き出すエロスと友情
第三章 自閉する大学における古典
  第一節 ローティにとっての「大学」
  第二節 二つの大学批判とポストモダニズムの隘路
  第三節 偉大なる文芸作品が与えるインスピレーション
第四章 対立する古典論
  第一節 接点としてのL・シュトラウス
  第二節 「近代性の危機」と古典論
  第三節 ブルームの新たな課題
  第四節 ローティの新たな戦略
第五章 アイロニーとしての古典論
  第一節 歴史主義と反歴史主義の対立
  第二節 二つのアイロニー
  第三節 近代民主主義の病理と古典の意義
終章 「ポスト・モダンの大学」の彼方
  第一節 新たな古典論に向けて
  第二節 古典を読む場としての「大学」
  第三節 「ポスト・モダンの大学」の条件
おわりに