池上 英洋/著 -- 筑摩書房 -- 2014.3 -- 702.3

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
館内 ジュニア /J702.3/イ14/ 900205970 ジュニア 利用可

資料詳細

タイトル 西洋美術史入門 実践編
書名カナ セイヨウ ビジュツシ ニュウモン ジッセンヘン
叢書名 ちくまプリマー新書
著者 池上 英洋 /著  
著者カナ イケガミ,ヒデヒロ     
出版者 筑摩書房
出版年 2014.3
ページ数 201p 図版16p
大きさ 18cm
一般件名 美術-歴史
NDC分類 702.3
内容紹介 美術品の「物理的側面」と「精神的側面」を鑑賞し、その社会性を読み解く、これが美術史の実践。エジプト美術から現代絵画まで多くの実践例を紹介する。2012年刊「西洋美術史入門」の続編。
ISBN 4-480-68913-9
ISBN13桁 978-4-480-68913-9

目次

はじめに
第1章 ひとつの作品をじっくりと読んでみよう
  サンティニャーツィオ教会の天井画
  四つの大陸のイメージ
  イエズス会による世界伝道
  いつ、どこで、絵を見るか
  だまし絵のクーポラ
  ヴァーチャルな設計図
  制作以前に起こったことがら
  制作動機と主題選択
第2章 美術作品の何を見るか-一次調査と「主題と社会」
  美術作品とはなにか
  「いつ、どこで、誰が」
  年代と帰属の決め方
  様式による分析
  何が描かれているか-主題の決定
  図像の「社会性」
第3章 さまざまな視点-美術品と社会の関わりをみる実践例から
  1 比較からわかること-ツタンカーメンとネフェルティティ
  多神教と一神教-美術における聖性と写実性
  2 絵画はどのように見られたか-鑑賞方法が生み出す違い
  絵巻と壁画の鑑賞方法の違い/小さすぎる足の理由/死せるキリストの見せ方-頭を垂れるキリスト像/聖痕のシンボリズム/舞台背景画のふたつのタイプ/王の視点から民の視点へ
  3 どこまでが作品か-修復や保存の場面から考える
  あらわれたふたつの顔-カマッジョーレの修復のケース/消された顔-修復はどうあるべきだったか/木の文化と石の文化-風土と社会/素材とデザイン-東西における「オリジナリティ」の違い
  4 様式と社会-世紀末のジャポニスム
  シノワズリー、ジャポネズリーとジャポニスム/ゴッホはいつからジャポニスム画家となったか/クリムトのジャポニスム
  5 美的価値と社会-ナポレオンとナチス・ドイツ
第4章 まとめ-より深い鑑賞のために
  一枚の絵を前にして、何をすべきか
  推薦文献と参考資料
おわりに