姜 尚中/著 -- 岩波書店 -- 2016.1 -- 910.268

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
館内 ジュニア 岩波J新/J910.2/ナ16/ 900317241 ジュニア 利用可

資料詳細

タイトル 姜尚中と読む夏目漱石
書名カナ カン サンジュン ト ヨム ナツメ ソウセキ
叢書名 岩波ジュニア新書
著者 姜 尚中 /著  
著者カナ カン,サンジュン     
出版者 岩波書店
出版年 2016.1
ページ数 5,199p
大きさ 18cm
NDC分類 910.268
内容紹介 夏目漱石の作品はこれまでずっと、生きづらくて悩む人たちに心の糧を与えてきた。漱石に心酔する著者が、「吾輩は猫である」「三四郎」「それから」「門」「こころ」を紹介しながら、漱石の奥深い魅力を伝える。
ISBN 4-00-500821-6
ISBN13桁 978-4-00-500821-6

目次

はじめに
第1章 文明社会はギリギリだ~『吾輩は猫である』を読む~
  苦しいイギリス留学
  ユーモラスで博覧強記な作品
  漱石の多面性
  猫が見た銭湯
  漱石は裸体画がお好き
  表面だけの文明開化
  人間は平等が嫌い?
  カーライルという人
  鼻毛を抜く漱石と抜かない鷗外
第2章 『三四郎』『それから』『門』を読む~人間はどう変わるか~
  前期三部作
  ビルドゥングスロマン
  三四郎の場合-汽車に乗って文明の世界へ
  二つの世界
  代助の場合-死んだような男
  頭脳から肉体へ
  宗助の場合
  友情と愛
  漱石のエロスとタブー
第3章 『こころ』を読む~受け継がれる物語~
  『こころ』を読む意味
  『こころ』の構造
  先生との出会い
  成長しあう師弟関係
  同性のあいだに成立する関係
  先生と父
  先生の過去
  死のかげ
  なぜKは死んだのか