大橋 泰夫/著 -- 吉川弘文館 -- 2018.6 -- 210.2

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
館内 第2資料 /210.2/オ18/ 916683600 一般 利用可
館内 郷土 /092B/2766/ 916667732 郷土 禁帯

資料詳細

タイトル 古代国府の成立と国郡制
書名カナ コダイ コクフ ノ セイリツ ト コクグンセイ
著者 大橋 泰夫 /著  
著者カナ オオハシ,ヤスオ     
出版者 吉川弘文館
出版年 2018.6
ページ数 9,241p
大きさ 22cm
一般件名 遺跡・遺物-日本 , 日本-歴史-古代 , 国府
NDC分類 210.2
内容紹介 日本の古代国家は、国郡制によって在地社会の中央集権支配を図った。地域支配の舞台装置として機能した地方官衙はいかに形成されたのか。各地の官衙遺跡を考古学的に分析し、律令国家の地方統治の実態に迫る。
ISBN 4-642-04649-7
ISBN13桁 978-4-642-04649-7

目次

序章 国府成立をめぐる諸問題
  はじめに
  1 研究史と課題
  2 本書の構成
第1章 各地における国府の検討
  1 東海道
  2 東山道
  3 北陸道
  4 山陰道
  5 山陽道
  6 南海道
  7 西海道
第2章 国庁の構造
  1 政庁と長舎
  2 長舎を用いた政庁の成立
  3 7世紀以降の大極殿院・朝堂院
  4 長舎を多用した政庁から定型化国庁へ
  5 国庁・郡庁の祖型
  6 長舎の出現と政庁建物の構造
  7 国庁と駅家
  まとめ
第3章 国府事例の検討
  1 出雲国府成立と出雲国の形成
  2 常陸国府と台渡里官衙遺跡群の成立
  3 下野国府成立と下野国の形成
第4章 国府成立の総括的検討
  1 国庁・国衙の成立と存続期間
  2 郡衙代用説・国司館代用説の検討
  3 国庁の成立
  4 瓦葺建物からみた国府の整備
  5 国府成立と前身官衙
  6 文献・出土文字資料と国府成立
付論1 地方官衙と方位
  はじめに
  1 官衙の方位
  2 国郡制と官衙の方位
  おわりに
付論2 地方官衙成立期の瓦葺建物
  はじめに
  1 都城の荘厳化と地方官衙への波及
  2 国府成立期の瓦葺建物
  3 郡衙成立期の瓦葺建物
  おわりに
結語 国府成立と国郡制