姜 兌【ユン】/著 -- 慶應義塾大学出版会 -- 2022.8 -- 289.1

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
館内 第2資料 /289.1/フ22/ 900798475 一般 利用可

資料詳細

タイトル 福沢諭吉の初期思想
書名カナ フクザワ ユキチ ノ ショキ シソウ
副書名 近代的概念の受容と変容
著者 姜 兌【ユン】 /著  
著者カナ カン,テユン     
出版者 慶應義塾大学出版会
出版年 2022.8
ページ数 11,191p
大きさ 22cm
NDC分類 289.1
内容紹介 翻訳者・福沢諭吉は、何を、どのように訳し、何を訳さなかったのか。初期の福沢諭吉が西洋からどういった近代的概念を受容し、またそれをどう変容して日本社会に伝えようとしたのかを、実証的、思想的側面から検討する。
ISBN 4-7664-2838-4
ISBN13桁 978-4-7664-2838-4

目次

第1章 人種観-S.A.ミッチェル問題
  一 はじめに
  二 福沢とミッチェル
  三 福沢の継承と削除
  四 おわりに
第2章 人間観-権利、義務、労働
  一 はじめに
  二 『西洋事情』外編
  三 『西洋事情』二編「巻之一」
  四 労働問題:学問と労働
  五 おわりに
第3章 中産層育成構想
  一 はじめに
  二 福沢の中産層育成構想
  三 中産層への着目過程
  四 福沢の中産層構想の特徴
  五 おわりに
第4章 民権認識と初期思想-『学者安心論』を中心に
  一 はじめに
  二 福沢の自由民権運動評価
  三 初期思想との関係
  四 おわりに
第5章 自然権主義と経験主義の受容-「公理」と「功利」問題
  一 はじめに
  二 自然権主義の「公理」と経験主義の「功利」
  三 福沢の自然権主義受容
  四 自然権思想の功利的受容の背景
  五 おわりに
第6章 西洋思想受容の方法論-「分限」
  一 はじめに
  二 方法論としての「分限」
  三 思想としての「分限」
  四 おわりに