伊藤 公雄/著 -- 有斐閣 -- 2019.4 -- 367.2

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
館内 第2資料 /367.2/ジ19/ 916709037 一般 利用可

資料詳細

タイトル 女性学・男性学
書名カナ ジョセイガク ダンセイガク
副書名 ジェンダー論入門
叢書名 有斐閣アルマ
著者 伊藤 公雄 /著, 樹村 みのり /著, 國信 潤子 /著  
著者カナ イトウ,キミオ    キムラ,ミノリ    クニノブ,ジュンコ     
版表示 第3版
出版者 有斐閣
出版年 2019.4
ページ数 11,344p
大きさ 19cm
一般件名 女性問題 , 男性
NDC分類 367.2
内容紹介 女と男の問題をトータルに論じたジェンダー論入門書。恋愛、労働、育児など生活のいろいろな場面に焦点を当てた本文のほか、マンガ、特別講義、コラムなどを収録。最新のデータを盛り込んだ第3版。
ISBN 4-641-22122-2
ISBN13桁 978-4-641-22122-2

目次

第1章 女であることの損・得,男であることの損・得
  はじめに
  女であることの「得」
  女であることの「損」
  男であることの「得」
  男であることの「損」
  「女/男らしさ」を問いなおす
  性の多様性
  現代のジェンダー構造,その問題点
  ジェンダー平等社会に向かって
第2章 作られる<男らしさ><女らしさ>
  はじめに
  ジェンダー・ステレオタイプ
  社会化とジェンダー
  ジェンダーと役割取得
  幼児体験とジェンダー
  メディアが作るジェンダー意識
  再生産されるジェンダー構造
特講1 女性学って何?
マンガ1 あなたとわたし
第3章 ジェンダーに敏感な教育のために
  はじめに
  隠れたカリキュラム
  教科書のなかのジェンダー・バイアス
  家庭科の共修は始まったけれど
  どうするスポーツの男女共修
  ジェンダーに敏感な教育をめざして
  性教育とジェンダー課題
  ジェンダー平等のためのエンパワーメント教育
  暴力防止・非暴力トレーニング
第4章 恋愛の女性学・男性学
  はじめに:恋愛の多様性
  恋愛の歴史
  ロマンティック・ラブの誕生
  男の子の勘違い/女の子の思い込み
  シンデレラ・コンプレックス
  恋愛シャイマン
  恋愛の力関係
  恋愛のゆくえ
特講2 男性学って何?
第5章 ジェンダーと労働
  はじめに
  歴史のなかで変化するジェンダーと労働
  近代産業社会の産物としての「男は外/女は家」
  無償労働(アンペイド・ワーク)という課題
  男女平等に向かって変化を開始した国際社会
  M字カーブから共働き社会へ
  雇用機会均等法は女性の社会参画を拡大したか
  改正均等法は男女間格差を解消しうるか
  パートタイム労働とジェンダー
マンガ2 花子さんの見た未来?
第6章 多様な家族に向かって
  はじめに:同性同士が「結婚」できる国
  家族とは?
  「近代家族」の特徴
  「愛」という名の労働
  団塊世代に目立つ「専業主婦」
  家族法のなかの性差別
  夫婦別姓,是か非か
  ドメスティック・バイオレンス
  離婚の諸相
第7章 育児はだれのもの
  「イクメン」の時代
  なぜ,男性は育児休業をとらないのか
  育児をしたい男性たち
  育児ノイローゼ
  「子ども問題」の時代
  マスメディアと子ども文化
  少子・高齢社会の深化を前に
  社会システムの転換に向かって
マンガ3 今日の一日の幸
第8章 国際化のなかの女性問題・男性問題
  グローバリゼーションとジェンダー
  開発とジェンダー
  女性を見えない存在とする開発
  ジェンダーと開発をめぐる5つの政策
  持続可能な発展のために:環境政策とジェンダー
  ジェンダー平等の観点に貫かれた世界に向かって
  SDGsに向かって
特講3 平和の思想と<男らしさ>
第9章 男女共同参画社会の見取り図
  ジェンダー・フリー論争?
  ジェンダー・フリーの3つのニュアンス
  ジェンダー問題への対応にジェンダー間格差があるのか
  女・男にかかわらず「1人ひとりが違う」社会へ
  男女共同参画社会の具体的なイメージ
  「『働け』イデオロギー」批判を超えて
  「無償労働」の見直し
  男女共同参画社会は「家族」を破壊するか
  日本のジェンダー・ギャップ